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みるみる大きくなりました! 仔猫報告の第二弾

7月2日の本日で、
むーたん・すみれがウチに来てひと月と二日経ちました。
彼ら、毎日毎日大きくなっていきます。
朝見ると、どこかしら昨日の彼彼女とは違う。
で、じっと見る。
と、昨日より
赤ん坊印のぺたんとした“青い目”が少し薄くなっていたり、
耳が大きくなっていたり、
足が長くなっていたり、
胴が伸びていたり、
尻尾が長くなっていたりする。
だから、
耳分、足分、胴分、尻尾分と、
毎日体重を量る習慣になりました。

そして随時ここに記すつもりでいましたが、
成長するスピードが早すぎて、
遅筆の私は追いつけません。
儘ならず。
ゆえにだいぶ前の話になってしまいましたが、
仔猫報告第二弾は
ウチに来て2週間目の6月13日、
つまり生後2ヶ月くらいから始めます。

この頃から走り回り転げ回るじゃれ合いが激しくなりました。
寝ている以外はじゃれ合っています。
コミケの怒りはまだおさまらず、
2階と1階の別居状態。
階下には降りられないようにしているので
2匹の世界は2階だけです。
ご飯のとき、
トイレ掃除のとき、
一日5回の遊びのとき、
私が上に行きかまいますが、
それ以外は2匹だけで過ごしています。

だから私が階段を上がる気配を感じると
「きゃあきゃあきゃあきゃあ」と大興奮。
階段口のダンボール箱で作った仕切りの柵に
ぴょんぴょんぴょんと、
柳に飛びつく蛙のように飛びつき歓待してくれます。
私の来訪をこんなに喜んでくれるのは、
世界広しと言えども彼らだけでしょうねえ。

で、エイヤッ、と
短い足を思い切りもたげて柵を乗り越えて、
2階廊下へ足を踏み入れたとたん、
私のパンツの裾からわらわらと2匹がよじ登ってくるわけです。
わらわらわらわら登ってきます。
爪が刺さって痛いので
テコンドーの所作のようにあっちにこっちに振り払いますが、
落ちても落ちても登ってくる。
小さな爪を生地に引っかけてのロッククライミングです。
薄手のパンツやスカートではひっかき傷だらけになるので、
どんなに蒸し暑い日でも
厚手のジーンズで凌いでおります。

2匹がブラブラぶら下がっている足を
オイッチニ、オイッチニと右左に動かし、
ご飯の用意やトイレの掃除、
タオルの洗濯なんぞしています。
2匹はまだ身体が軽いので
いつまでもぶら下がり続けられるんですね。
後ろ姿がホルスタインそっくりなコミケだとこうはいかない。

6月13日のこの日、
Orangeの久子さんが様子を見に来ました。
すぐにすみれは肩まで上り「床屋さん」を始めます。
「床屋さん」というのは肩に乗り、
両手を人の髪の毛の中に入れてコチョコチョ梳いてくれる行為。
これが、
くすぐったいわ、
痛いわ、
かわいいわ、で、
タイヘンなのです。
仕上げはチクッと耳たぶ噛み。
久子さんの“髷”にはすみれことのほか熱中しました。
この日すみれは400g。

すみれ・床屋さん



こちらは
まだ“指ちゅちゅ”から卒業できないむーたん。
猫の世界でも男の子のほうが“幼い”ですね。
坊やのむーたん、この日500g。

むーたん・ちゅちゅ



私があまりに引っかかれているので
久子さんが“爪切り”をしてくれました。
老眼の私では叶わないことです。
人間用の爪切りでぱちんぱちんと器用なこと。
むーたん、神妙にしていました。
爪は猫の命綱。
外に出る猫の場合は、
命を守るためにも切るなどもってのほかですが、
室内飼いの場合敵はいないし、
手足や家具のひっかき傷が気になるのだったら、
申しわけないけれど切らせて貰ってもいいのでは?

つめきり



三日後すみれは500gに。
目も少々大人目に。
ウエットに鼻を突っ込んで食べるので
せっかくの美形も常に口回りはデン助風。
繭で作った岩手の“ねずみの起き上がりこぼし”が好き。

すみれとねずみ




むーたんは三日で100g増えて600gに。
心持ち胴が伸びた気がします。
お好きなねずみはバックスキン製。

むーたんのごろごろ



キジトラむーたんのお腹はどういう柄かというと、
こんな風です。

むーたんのジャンプ



仔猫の一日は走り回っているか眠り込んでいるか。
膝に置くと3秒ももたずこんな具合にすやすやと。
むーたんは唇も黒で完璧なるキジトラ模様。

むーたん・すやすや




コミケと“ふたり”の気心知れた静かな日常は
失われてしまいましたが、
むーたん・すみれの底知れぬ“命の勢い”に
毎日驚き、呆れ、笑っているような気がします。
コミケを最後の猫として、
物足りないけれど幕を下ろそうと思っていた我が人生後半に、
このような刺激と楽しみと癒しとそして溢れる愛情が
待っていたなんて!
こういうのを“人生のおまけ”と言うのではないか。

これもすべては
「里親になろう」と大決心して
一歩踏み出したからこそ得られた冥利でしたね。
気になってしかたがないけれど、
選ぶのがつらいから
できるだけ目をそらせてきた“里親問題”でした。
でも、気になっていることには突き進まないと、
その気がかりを解決する手立てはほかにありません。
で、熊本市動物愛護センターに向かったのです。

2002年、熊本市が
獣医師会、動物愛護団体、ペット業者、盲導犬使用者の会、
そしてボランティアなどに呼びかけて
市動物愛護推進協議会を立ち上げた頃から、
熊本市動物愛護センターは
保護した犬猫の殺処分ゼロを目指して頑張ってきました。
飼い主からの安易な“引き取り”は止め、
説得し、返還し、飼育の道を探す。
迷い犬の告示や迷子札の呼びかけ、
里親希望者の講習会、
しつけや飼育の仕方の提示などにも努め、
2001年度は567匹にも上った犬の殺処分数を
2009年度には1匹にまで減らせたそうです。

この取り組みは「熊本方式」として全国的に注目され、
まだ私が東京にいる頃でしたが、
新聞、テレビで取り上げられていました。
猫に関しても
仔猫の場合ボランティアの人が引き取り
育てながら飼い主を捜す“預かりボランティア”や、
地域住民が主体となって
ノラ猫の去勢手術やフン掃除などをする“地域猫活動”と
タッグを組んで、
無駄な殺処分をなくそうと頑張っています。
以前は10%前後の生存率だったのが
去年は70%を越えるまでに伸びたそうです。

それが今年は例年に比べ3倍もの保護数になった。
センターは「ノラ猫が増えている可能性があるのが一因か」と言います。
私はこう考えます。
愛護センターの里親譲渡率がいいのを楯に
“センターに持って行けばなんとかなる”と
気安く考える人が増えたからではないかと。
センターに保護さえされれば、
里親を見つけてくれる確率大だから
命を捨てるという罪悪感が薄らぎますからねえ。
う〜む、“諸刃の刃”ということですよね、困ったことに。

それはともかく
里親捜しの犬猫譲渡会は毎月行われています。
日時は新聞に掲載されるのでご確認下さい。
これは何も熊本市だけではなくて全国的に行われていることです。
すみれとむーたんのように、
我々人間に生きる張り合いと溢れる愛を思い出させてくれる
愛すべき犬猫がまだたくさん、
背中に“処分”の文字を背負いながら
飼い主を待って過ごしています。
どうか助けてやってください。
死ぬまで世話する覚悟を決めたらどうぞ会いに行ってやって下さい。
仔犬仔猫の愛らしさは格別ですが、
成犬成猫の思慮深さも魅力的ですよ。


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