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お客さんがモデルさん。

10月2日から8日まで、ギャラリーmoe(熊本市内)にて
大橋歩さんの作る服「a.」の展示受注会が開かれました。
春と秋の年に2回の新作展示は2年目が過ぎようとしていますが、
いつも盛況です。
九州での受注会は熊本のみなので、
新作を待ちわびた方々が
鹿児島や福岡、大分からもお見えになります。

などと内輪の人間のような口ぶりになりましたが、
私は「a.」の関係者ではありません。
が、歩さんが受注会においでのときは
だらだらと金魚の糞のようにそばにくっつき、
なんのかんのとおしゃべりしたり口出ししたりして、
まるで関係者のような顔で半日過ごしている部外者であります。
しかし、
半年ぶりに歩さんと交わすおしゃべりの楽しさと共に、
いろんな方がいろんなスタイルで来廊され、
いろんな服を手に取り、
迷い選んで買って行かれる様子を
つぶさに眺められるのが面白くてたまらない。
実にいろんな”おしゃれ”があるのです。
ほんとうに皆さんおしゃれ上手で、
参考になることしばしばゆえに、
時間の経つのも忘れて見入ってしまいます。

今回は歩さん在廊の10月6日の午後のひととき、
お客さんにモデルになっていただいての
ミニミニ・ファッション・ショーが行われました。
服の表情は人が身につけてみないと判らない、
と常々思っている歩さん、
全国を回った受注会の“とり”である熊本で
その実験的試みに挑もうというのです。

余談ですが、そのショー前夜のこと。
ギャラリーmoeのオーナー荒木洋子さんから電話がありました。
   ☎ヨシモトさ〜ん!助けて〜。私は受注会のことだけで
    もう頭がいっぱいで、とてもショーのことまで考えら
    れない。ヨシモトさん、音楽、音楽をお願いしますッ!☎
と、切羽詰まった声でした。
う〜〜ん、もっと前に頼んでくれたら良かったのに。
それぞれの状況に合わせたBGM作りは嫌いじゃないから、
「a.」のショーにふさわしいテープ作りもできたのでしょうが、
今日の明日では時間が足りない。
CD丸ごとで選ぶしかありません。
東京を引き上げるときだいぶ整理しましたが
まだまだの枚数が残っているCDを
とっかえひっかえ聴き流し、
①素人さんのゆっくり歩きをチャーミングにサポートしうるリズム
②大人の女性にふさわしいロマンチックな雰囲気
という条件のもと
洗い流して残ったのは、
①ウクレレ名匠ロイ・スメックによるダンサブルなジャズ・ナンバー集
「ザ・マジック・ウクレレ・オブ・ロイ・スメック」と、
②服部良一の名曲の数々を
キャラメル・ママ(細野晴臣、松任谷正隆、鈴木茂、林立夫)をバックに
雪村いづみが朗々と歌い上げる「雪村いづみスーパーゼネレーション」の、
たった2枚でした。
店やらカフェやらのBGMに適する曲は数多くありますが、
ショーにお似合いのものとなると、
リズムやテンポという点でなかなかむずかしいですね。
特に中年向けとなると・・・。

例によって前置きが長くなりましたが
さてショーです。
歩さんがコーディネートをしたものを順繰りにモデルさんが着て登場の予定なのですが、
初めてゆえに段取りがうまくいかず、
まあ、滞ること底なし沼の如しなのです。(笑)
仕方ないので普通に試着されている方に
そのままモデルになっていただいての
はらはらオープニングとなりました。

ギャラリーmoeのショー会場。
この服で


で、なんとかスタートしましたが、
この秋冬の目玉商品「かぶるだけワンピース」の
茶色を身につけたお客さん、すごくお似合いです。
このワンピース、ばさっとかぶるだけですが、
インナーとボトムに何を持ってくるかで
着こなしがいくつも可能になる優れもの。
秋ですね、茶色が新鮮です。
それにこの方、
予行練習もないというのに
2階からぎくしゃくすることなくいい感じで降りてこられて拍手喝采。
歩いてみた


その服に何を持ってくるか、
歩さんが市松模様のストールでコーディネート中。
ストールかけてもいいね


清楚な雰囲気のキュプラの白丸襟つきワンピースは娘さんより
実は大人の女性のほうが似合うのでは?ということから、
「さすがにこれは」と辞退されるのを皆で押しとどめ着ていただきました。
ほら、ねえ、いい感じですよねえ。
清楚な中に人生の断片が感じられます。
陰影が生まれます。
パーティーにも結婚式にもお葬式にもバッチリです。
そういう意見をみんなで言い合っているところです。
若く見える


8月の「ビアガー電」でご一緒したはるみさんも
「a.」のファンとのことで、
客としての来廊でしたがモデル挑戦してくれました。
丸襟プルオーバーとサルエルパンツの組み合わせは
すらりとした体型ならではでしょうねえ。
私のようなチビだとお洒落なサルエルパンツが
だらしなくはいたもんぺみたいに見えるからなあ。
手触りはこうです


タートルニットと千鳥格子の幅広パンツの組み合わせも、
たぶん・・・
たっぱのあるはるみさんだからカッコいいのだろうなあ。
はるみさんはアラフォーで
中学生だか高校生だか、息子さんが一人います。
若々しいですよね。
どですか? このポーズ!
ここらあたりから
ギャラリー内の空気もだいぶこなれてきて、
どなたの表情もショー気分に染まってきました。
こんなポーズやってみた



さてお次は小代未穂さんです。
この方は9月発売のアルネブックス『大人のおしゃれ6』の
ヘアスタイルのページに登場されていらっしゃいます。

実はヨシモト、6日当日は朝から用事があって出歩いていて、
ショー前に家にCDを取りに帰り、
だから遅刻で、
焦ってギャラリーmoeの扉を押したのです。
するとすでに皆の視線を浴びながら未穂さんがウールのジャンパースカートを着て歩いていらした。
あ、あの人だ、『大人のおしゃれ』に出ていた人だ、
ということは、ええーっ、すごい、歩さんったら、モデルの手配までしていたんだあ、
と驚きましたが、でも、違っていた。
あとで訊いたら、
未穂さんはただ単に「大分から服を見に来た」のだそうで、
そしたら「いきなりモデルを頼まれた」とのことでした。
歩さんは人使いも上手ですね。
ジャンパースカートで歩いたあとは、
Men'sのオックスフォード・シャツとウールパイル・ジャケットに
ヘリンボーン裾リブパンツというコーディネートで登場です。
ご主人と共有できそうだと嬉しそう。
それなら大手降って買えますもんね。
今回初めてMen’sを作った歩さん、
「ご主人と兼用できるって、いいわねえ〜」と感心していました。
奥様が着て


そのご主人である小代正さんにも着ていただきました。
ジャケットとシャツは未穂さんが着ていたのと同じ。
ボトムだけMen’s用ヒッコリー・パンツです。
このジャケットは小さめをきちきちに着て、
何なら襟も立ててきゅうきゅうに着るのが
男も女も“かわいい”ので、
「小さいかなあ」とちょっと不安を覚えた小代さんに、
「Sサイズがいい!」と外野から大声がかかりました。

小代正さんは現在は大分で「おじろ角物店」として
竹籠などを作っておいでです。
年に何回か、
たとえば東京の「Zakka」などで作品展示会を催される。
まったく関係のない世界から
勉強して竹細工の作り手へと転身されました。
お料理上手、
髪の毛も自分の頭はモチロン奥様のヘアスタイルもその手でされます。
こういう男性にきゅっきゅっとしたジャケットは似合います。
ご主人も着た


写真がピンボケでもうしわけありません、
こちらはふらりと来廊された方です。
いろいろ試着なさっているところが、すわ、ショーとなりました。
小代さんご夫婦が着ていらしたウールパイルジャケットの
紺色Mサイズが特にお似合いでした。
この方も若き奥様と共有の予定なので
Sサイズにするか悩まれていましたが、
この方にはMサイズがお似合いですね。
草食系のヌーボーとした雰囲気に
製品洗いのジャケットのぽこぽこ感や
肩のおちたゆるゆる感がよくフィットしています。
よくお似合い

同じものでも着る人の雰囲気で服も自在に変わるのです。
本職の美しい10頭身のモデルさんからは伝わってこない
服を着こなす知恵のようなものが、
今回の“お客様がモデルさん”のショーから
伝わってきたと思います。







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