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春が来た!

多忙にかまけてブログ更新をサボっていたら、
あんなに寒かったのに
いつの間にか春が来ているんですね。
掃除をしようと和室に入ると廊下にほんわり暖かい気配。
何かしら? と、近づけば
いかにも春来たりの様子で、
小さなウールの猫のぬいぐるみが
日向ぼっこしているではないですか。

エッ、何?


これは6、7年前京都で見つけ、
焦げ茶のウールの荒っぽい手触りが気に入って
猫のみやげに持ち帰ったもので、
熊本に帰郷して以来行方不明になっていたのです。
どうして今突然ここにご登場相成ったのか、
謎のまた謎ですが、
この家には私以外猫しかいないので、
3匹のうちの誰かがどこからか探し出して
ここに持ってきたことになります。
よく見つけたなあ。
ぼわぼわな感じが春先の淡い陽差しによく似合います。
のどかだなあ、と、しばし観賞。

ウールのオモチャ


先日、
30年くらい長い歳月
お付き合いいただいている編集者の小湊くんが
1年半ぶりに遊びに来たので、
一緒に動物園に行きました。
小湊くんとはすでに
天草へ行き、阿蘇にも行ったので、
他に行くところを思い付かなかったからです。

熊本市動植物園!
何しろ設備が古くて、
特に猛獣舎は未だ前世紀の遺物のようなコンクリートに檻仕立てです。
しかも狭い。
動物園好きの私ですが
そんなところに暮らす猛獣たちを見るのが忍びなく、
哀しい気持ちにもなるので、
3年前熊本に帰ってからは実はまだ3度しか行っていません。
その後、2年前の春でしたか、
アムールトラのトモオが死に、
秋にはホッキョクグマのミッキーが亡くなり、
去年の冬はユキヒョウのマイケルまで死に、
猛獣好きの人間としてはすっかり行く気が失せていたところでした。


で、久しぶりに行ってみると
カピバラのプールが春の陽差しに明るく輝いているではありませんか。

動物園に


リニューアルされたんですね、カピバラ舎。
広すぎやしないか?
と思われる庭やプールの他、
東屋あり別邸ありで、
カピバラの住まいがこういう豪邸になっていたとは
思いも寄らないことでした。

その豪邸の主カピバラ様も気持ち良さげに日なたぼっこ。

カピバラ


テナガザルやチンパンジーなどの住まいも
リニューアルされて広々として、
良き環境のもと暮らしているのです。

なのに猛獣たちは
相変わらずの狭い見せ物小屋的檻の中住まいなのよ。
サルの住居よりこっちの方から先に改善してほしいし、
そうすべきなのに、
後回しよ。
そんなこんなしていたから待てなくて、
年老いたホッキョクグマやアムールトラやユキヒョウは死んじゃって。
今は若いアムールトラが来たし、
じきに子供のホッキョクグマも来るんだけど、
設備は古いままだから可哀想でね・・・
などと小湊くんにグチりながら歩いているとクジャク舎前で、
シロクジャクが「くわー」と鳴きました。

いつもお綺麗なことですわな。

白クジャク


春の陽差しにことのほか白さが輝いておりますなあ。
きれいな白クジャク


そういえばリスザルの黄金色も今日は一段と光っています。

リスザルにも陽が降り注ぐ


そしてモモコの陽光のもと鈍く輝くカバ色がまた素敵!

ひさしぶりのモモコ


この形もたまらんなあ。

相変わらずのモモコ


モモコ、久しぶりだねー。
お見合い話はどうなったんかい?

かわいいモモコ



モモコに婿が来るという話を去年聞いたはずですが、
その後の進展がありません。
こんな瑞々しい
可愛いらしい
姿のきれいなカバはなかなかいないと思うのに、
ふさわしい雄カバが見つからないのか。
それにまた、
婿を取るにはカバ舎も古すぎる。
婿を取る前に
大阪天王寺動物園ほどでなくてもいいですから、
広々としたプールを作ってほしいものです。
あるいは、
これはカバ好きの俳人坪内稔典さんもおっしゃっていましたが、
せっかく隣が湖なのだから、
そこにカバ舎を作るとか。
湖を紫色に輝きながらのびのびと泳ぐモモコとその婿・・・
そんな光景、
ぜひ見たいものですが無理でしょうか。


ウチの庭にも春が来て、
木の上で誰かがはしゃいでいます。

うちの木の上にも


外猫一家の娘の一匹、クロエでした。

春待つものが


♪とぼけた顔してバ、バン、バーン!
バーンバーン、ババババ、ババンバーン!♪♪♪
と、つい唄いたくなるとぼけ顔です。
一家の中で唯一触るのを許してくれている猫。

クロベエ


寒い間は毛布に潜り込んでいた母さん猫も、
近頃は猫ハウスの上でゆったりしています。
やっと窓越しではなく直にカメラを向けても逃げなくなりました。

かあさん



もう少し近づいて撮らせてもらいましょう。

少し寄って

さらにアップ。きれいな水色の目です。

もっと寄って



春の長閑さに気が緩んだのか、
いちばん神経質なミケコも近づいてきたのでパチリ。

ミケコにも寄る


ベランダの手すりが一家の爪研ぎでボロボロになってしまいました。
このままいったら弱って崩壊ってことにも成りかねません。
で、
大分の竹細工作家で猫ハウスの制作者である小代正さんに
再びSOS。
週末来ていただき、
手すりを護るための爪研ぎ板を張ってもらいました。
爪研ぎ板など張ったら鬱陶しくなるなあと覚悟していましたが、
出来上がりはこのように整然として、
さすがは小代さんの仕事です。
この整然と並ぶ板にカリカリ爪を立ててもいいものだろうかと
ミケコかなり迷っていました。

つめとぎ板設置




庭木にも春の兆しはやって来ました。
この3年間ずっと花を付けなかった肥後椿が
今年はたくさん蕾を付けているのです。
異常な数ですよね。

つぼみを付けて

肥後椿


3年の空白を取り戻すかのようにまさにびっしり。

三年分の思いの丈

3年ぶりに咲いた


肥後椿の花はおおぶりで、
赤、白、紅白絞り、の三種類が一緒に付きます。
花柳界の派手なお姉さんといった感じで色っぽい。

艶やかすぎる肥後椿


艶やかすぎる雰囲気は自分の趣味ではないのですが、
久しぶりの開花が嬉しくてたまらないといった様子には気持ちが動いて、
思わず写真を撮りまくってしまいました。
殺風景なうちの庭も
この春は少し色めいています。

春に立つ


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