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ボサノヴァライブのご報告

またまた遅れてお詫びしなければ・・・。

宿題をあと回しにして夏休みの最後にあがく子供でしたが、
大人になった今もその体質は変わらずに、
原稿を“すぐに書く”“すみやかに書く”“さっと書く”
・・・ということができません。
常に早く書こうという気持ちはあるにはあるのですが、
遅れることが当たり前のようなことになってしまいました。

従って前回お知らせした隆ちゃんのボサノヴァ・ライヴの報告が
ライヴ当日から2週間もなされていないということを
私的にはちっとも奇妙には思わないのですが、
「これブログでしょ? こんなに間が空くのってオカシイよ」
というご指摘がいくつか舞い込んで、
そうか、さすがに、もうやらないと、と
ペンを取った次第です。

ではではでは、
10月11日、 日曜日の夜のことです。
熊本市内の橙書店で行われた
「高砂隆太郎ボサノヴァライブ」は
隆ちゃんらしく静かな空気の中で始まりました。

橙書店


書店内をいっぱいに使った会場には、
外の玉屋通りとプールスコート通りの交差する
小さなY字路を背景にステージが作られ、
30ほどの椅子が並びました。
店主の田尻久子さんと私は
来場者は10名にもなればラッキーと考えていましたが、
最終的に30名近くにもなり、
みなさん静かに開演を待ちました。
久子さんが前口上に
「高砂さんはとってもシャイな方なので」と付け足したせいか
会場内には冬眠中のヤマネを見るようなささやかなプレッシャーが生じ、
そういわれてもどうしたものかと
全員じ〜っと扉を見詰めているそこへ、
(隣のカフェ・オレンジから)
ギターを抱えた隆ちゃんが何気なく登場。
「こんにちは」とひとこと言うと
何気なく椅子に腰を下ろし、
何気なく長い脚を組み、
何気なく演奏が始まり、
何気なく歌い出しました。

りゅうちゃんライブ風景


自己紹介も歌の紹介もないスタートに
初め会場内は???
マイクはあるにしても
何しろぼそぼそとした囁き声なので聴き取りにくく、
たぶんみなさん
しばらく耳を疑われていたのではないでしょうか、
マイクの調子が悪いのかな、とか
何かで声が出ないのかな、とか
体の具合が悪いのかな、とか。
(いいえ、これが隆ちゃんなのです)

でも次第に、
そのかすかなつぶやき声orささやき声が
心地良いものになっていくから不思議なものです。
気が付けばいつの間にか全員が
静かな中でこそ聴覚はフル稼動することの見本のように
前のめりの体勢となってじっくり耳を傾けていました。
ライヴで声が小さいのは負の要素に思われるけれど、
なるほどこういう引力もあるのだなあ、と感心しました。

歌うりゅうちゃん


子供の頃からボサノヴァの流れる環境にいた隆ちゃん、
20代半ばでボサノヴァ・ギターを始め、
現在は住まいの鎌倉と京都で定期的に弾き語り教室を開いています。
そしてときどき、ふらりと、
ブラジル、アルゼンチンなどの南米を回る長い旅に出る。
そこでさらに音楽を深め言葉を知る。

10年くらい前、
彼が初めて人前で演奏するのに立ち会いましたが、
数日前から特訓していたようで指は絆創膏だらけで痛々しく、
ギターの音色もまだ固く、
細い歌声は聞こえないに等しいものがありました。
当時と比べると、
たとえ今夜のお客さんが
蚊の囁きのような彼の小さな声に驚かれたにしても、
いやいや、
私としてはすごい成長を見た気がします。

初ステージではたぶん3曲ほどだったのが、
今回は休憩入りの2部構成で
それぞれ6、7曲の演奏ですから、
レパートリーの広がりには驚かされました。
1部はジョビンによるボザノヴァのスタンダードな曲、
2部はジョアン・ジルベルトが演奏した古いサンバや
カルロス・アギーレなどのアルゼンチン・フォルクローレ、と、
いかにも学究肌の彼らしい選曲です。
すべて暗譜演奏で、
難しいポルトガル語の歌詞もそらで歌い、
しかもワインを飲んだりする余裕があり、
確実に道を進んでいることが伝わってきました。

ライブ後方から

普通のライヴに比べると
湖の底にいるような静かなステージでしたが、
それでも次第に熱気をはらんでいき、
ラスト近くのベッサメ・ムーチョでは
湖面を揺らすさざ波のような盛り上がりもありました。

ライヴを無事に終えた隆ちゃん、
ホッとしたのでしょうね、
来場者の
つい先日ブラジルから戻ったという人や
若い頃南米を旅していたという人たちに囲まれて、
長いことブラジル話に花を咲かせていました。
気持ちのいい秋の夜でした。



































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